DioDocs V4J(ディオドック)の最新サービスパック「Service Pack1」(以下、V4J SP1)を、本日2021年5月26日(水)にリリースしました。
今回のSP1においても製品の不具合修正だけでなく、お客様からいただいたご要望をもとに「DioDocs for Excel」と「DioDocs for PDF」の2つの製品に多くの機能を追加しています。
DioDocs for Excel
- 数式を構文木(Syntax Tree)に解析
セルに設定されている数式を構文木に解析することで、数式の解析や修正、作成が可能になります。 - 数式を値に置き換えてExcelファイルへ出力
Excelファイルへ出力する際に数式のセルは値のセルとして保存できます。 - テンプレート構文の強化
テンプレート構文を利用したExcelファイルの生成がこれまで以上に高速になります。
DioDocs for PDF
- タグを利用したデータの抽出
タグ付きPDFのタグ(ツリー構造)を取得・解析してデータを抽出できるようになります。 - Type 1フォントのサポート
Type 1フォントを使用しているPDFドキュメントを画像に出力する際に正しくレンダリングされるように改善されます。
DioDocs for PDF(PDFビューワ)
- グラフィカルな署名の追加
ビューワの注釈エディタのツールバーに追加される「署名を追加」を使用してPDFドキュメントへグラフィカルな署名を追加できるようになります。 - スタンプ注釈の追加
ビューワの注釈エディタのツールバーに追加される「スタンプ注釈を追加」を使用してPDFドキュメントに画像を追加できるようになります。 - リンク注釈の追加
ビューワの注釈エディタのツールバーに追加される「リンク注釈を追加」を使用してPDFドキュメントにリンクテキストを追加できるようになります。
V4J SP1では、この他にも多くの機能強化が行われています。
V4J SP1の新機能の動作については以下のデモで簡単にお試しいただけます。
DioDocs for Excel デモアプリケーション
DioDocs for PDF デモアプリケーション
DioDocs for PDF(PDFビューワ) デモアプリケーション
V4J SP1の各パッケージはNuGetおよびnpmから取得してご利用いただけます。