ITエンジニア向けカンファレンス「Developers Summit 2022 Summer」に登壇しました

7月21日(木)に翔泳社主催のソフトウェア開発者向けカンファレンス「Developers Summit 2022 Summer(デブサミ2022夏)」が開催されました。
デブサミ2022夏のイベントテーマなどは以下をご覧ください。

300+のライブラリを定期リリースする品質管理のあれこれ

このデブサミ2022夏に、弊社プロダクトマーケティングチーム所属の村上がスピーカーとして登壇しました。JavaScript UIライブラリ.NET用UIコンポーネントセットなど様々な開発支援ツールを提供しているグレープシティですが、ライブラリの収録数が300を超える製品もある中で、製品をどのように管理しながら定期的にリリースしているのか?そういったグレープシティの品質管理の“ナカ”の部分についてご紹介いたしました。
弊社がどういった考え方で品質管理に臨んでいるか、実際にどのように品質管理を行っているのか、そしてその品質管理に携わる人について、3つのポイントを軸にしながらお話させていただきました。

本セッションのレポート記事は以下よりご確認いただけます。(2022/9/8追記)

多くのお客様にご視聴いただき、セッション終了後のAsk the Speaker(Q&Aコーナー)も盛り上がりを見せておりました!以下、 Ask the Speakerでいただいた質問の一部です。

お客様からいただいた質問

テストシナリオからテストケースにBreakDownすると想定使用ケースがメインになるかと思いますが、想定外使用ケースに対してはどのように割り出したりしますでしょうか?

A. この点については、製品を販売したあともお客様との関わりを密にして、ご利用状況などをヒアリングさせていただくことで「実際の使われ方」に関する情報をできるだけ蓄積することで対応しています。

テストにおける業務知識を属人化させないために、自動テストにする、ということはありますか?

A. はい、あります。セッションの途中でも申し上げましたが、大事なテストほど可能な限り自動テスト化して、一定の品質でテストできるようにしています。(動画の14:05~自動テストについて解説しています)

手動テストのメンバーが自動テスト項目を選定していくということですか?専門性の違いによる選定漏れなどはないのでしょうか?

A. 通常ですと、開発職とQAを専門に実施されている方のスキルセットが別々で、そういった選定漏れが発生する場合があるかと思いますが、弊社のQAではエンジニアの皆様が利用されるライブラリをテストする都合上、QAチームもまたライブラリに精通したエンジニアで構成されており、その点で選定漏れが発生することはあまりありません。

テスターの育成期間は何ヶ月ですか?

A. 1、2ヶ月をかけてカリキュラムを実施したあと、だんだん実践に入っていくような形になります。


今回の講演でお話させていただいた内容がエンジニアの皆さまに少しでもお役立ていただければ幸いです。

デブサミ2022夏のセッション資料や関連ブログなどは、翔泳社運営のCodeZineにてまとめてあります。弊社以外のレポートもご覧になりたい方は以下をご確認ください。

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