2019年7月2日(火)に開催された、翔泳社様主催のIT技術者のためのイベント「Developers Summit 2019 Summer(デブサミ2019夏)」に今年も出展いたしました!
ブースの様子です。今回は弊社のJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」、「SpreadJS(スプレッドJS)」、「InputManJS(インプットマンJS)」の3製品をメインにご紹介させていただきました。
Internet Explorerに関するアンケートを実施
今回初の試みとして、最近イベントなどでよく見かける、シールアンケートを弊社でもやってみました。
テーマは「あなたとIEの関係は?」です。
また、下に映っているのは今回新しく作成した製品ロゴのステッカーで、他のステッカーと並べやすい六角形仕様にしております。アンケートに回答いただいた方にお配りしました。
アンケートの結果は?
イベント中多くの方々にブースにお越しいただき、アンケートに回答いただきました。最終結果はこうなりました。
- ずっと一緒♡:10票
- ビジネスライクな関係:34票
- 終わった関係:31票
- 「ずっと一緒♡」と「ビジネスライクな関係」の中間:3票
「ビジネスライクな関係」と「終わった関係」が票を二分しましたが、わずかに「ビジネスライクな関係」が上回りました。すでにIEは使用していないという方が大半という中、業務上やむなく使っているという方も同等数いらっしゃることがわかりました。特に自治体などをエンドユーザーに持っていらっしゃるお客様は、IE8など古いバージョン
にも対応しないといけないということで、苦労されていらっしゃるようです…^ ^;
何故こんなアンケートを?
イベント中もお客様から、「何のためのアンケートなの?(逆に)IE推してるの?」と聞かれることがありましたが、この背景には「モダンブラウザの啓蒙」があります。
マイクロソフト社がIEを標準ブラウザとすることを危険視している、というのももちろんありますが、今回出展しているJavaScriptライブラリ製品も、IEのようなレガシーなブラウザ上では最大のパフォーマンスを発揮できません。(詳細は以下の記事をご覧ください。)
そのため、今もIEを使っているお客様がどの程度いらっしゃるのか、またその中に業務上やむなく使っているという方がどの程度いらっしゃるのか、というのは弊社としても非常に興味のあるトピックだったわけです。
今回の結果を見ても、モダンブラウザへの完全切り替えはまだまだ難しそうですが、上記の記事にも記載させていただいたように、まず「IEを標準ブラウザにしない」ところから始めてみてはいかがでしょうか。
イベント中にいただいた質問をご紹介
イベント中ブースにお越しいただいたお客様からたくさんの質問をいただきましたが、今回はその中から、「CI/CDツールと使用する場合に必要なライセンス」についてご紹介したいと思います。
CI/CDとは?
CIは「Continuous Integration(継続的インテグレーション)」、CDは「Continuous Delivery(継続的デリバリー)またはContinuous Deployment(継続的デプロイメント)」の略称で、アプリケーションに対する変更に対してビルドからデプロイまでを自動化し継続的に行う手法で、CI/CDツールはこれを実現するためのツールです。よく使われているものとしては、「Jenkins」などが挙げられます。
CI/CDツールを使用するときに必要な開発/配布ライセンスは?
ランタイムフリーである「Wijmo」を除き、弊社JavaScript製品は配布先のドメイン毎に配布ライセンスのご購入が必要です。
CI/CDツールは様々な構成・使い方が可能かと思いますが、一例として、CI/CDツールをインストールしたサーバーから、評価環境にデプロイし、そこで自動テストする場合を考えてみます。
弊社JavaScriptライブラリ製品は、1開発者ライセンスで3台のマシンまで開発が可能で、ビルドを行うCI/CDサーバーもその1つとしてカウントできるので、3台の中に収まる場合は、追加の開発ライセンスは不要です。
またこの場合、CI/CDツールが動くサーバーに対する配布ライセンスは不要ですが、自動テストやクライアントからのアクセスが行われる評価環境に対する配布ライセンス(ドメインライセンス)が必要になります。
(本番環境とあわせて計2個)
上記は一例であり、CI/CDツールの構成や、オンプレ型/クラウド型の違いによっても必要なライセンスが異なってくる可能性があるので、CI/CDツールの導入をご検討されている場合は、一度弊社サポートや営業部門までお問い合わせいただくことをお勧めいたします。