今回は「DioDocs(ディオドック)」でExcelファイルを印刷プレビューなしでプリンターで直接印刷する方法を紹介したいと思います。こちらの機能は、例えば「サーバーに保存されているExcelファイルをバッチ処理で印刷したい」といったケースで利用できる機能です。
2022年2月9日(水)にリリースされた「DioDocs V5J」でDioDocs for Excelに追加されている機能になります。
Excelファイルを印刷するには?
DioDocs for ExcelでExcelファイルをプリンターで印刷するには、Workbook
クラスのPrintOut
メソッドを使用して、Workbook
オブジェクトに読み込んだExcelファイルを印刷することができます。印刷設定はPrintOutOptions
クラスで設定できます。
製品ヘルプのリファレンス「PrintOutOptionsクラス」を見る
// Excelファイルを読み込み
var workbook = new Workbook();
workbook.Open(@"InvoiceJP.xlsx");
// 印刷オプションを作成
PrintOutOptions options = new PrintOutOptions();
// 印刷するプリンターを設定
options.ActivePrinter = "Microsoft Print to PDF";
// 3部印刷
options.Copies = 3;
// このワークブックを「Microsoft Print to PDF」で印刷
workbook.PrintOut(options);
ご覧いただいたように、非常にシンプルなコードでExcelファイルを印刷することが可能です。
上記コードを実装しているサンプルはコチラです。
https://github.com/GrapeCityJP/DioDocsExcelDirectPrint
デモからも動作を確認することができます。
https://demo.grapecity.com/diodocs/excel/printingworkbook
弊社Webサイトでは、製品の機能を気軽に試せるデモアプリケーションやトライアル版も公開していますので、こちらもご確認いただければと思います。
また、ご導入前の製品に関するご相談やご導入後の各種サービスに関するご質問など、お気軽にお問合せください。