2023年8月30日(水)に「ComponentOne(コンポーネントワン)」の最新バージョン「2023J v2」をリリースします。
本記事では、今リリースにおける主な強化ポイントを紹介します。
新エディション「ComponentOne Data Services」の提供
ComponentOne Data Servicesは、クラウドサービスを含むさまざまなデータソースに接続して.NETアプリケーションでソートやフィルタリング、グループ化や集計などのデータ操作を実行するライブラリのセットです。
デスクトップ(Windows Forms、WPF、WinUI)
FlexGridの強化(Windows Forms、ホバースタイル)
データグリッド上をマウスが移動する際に、ホバースタイル機能が追加されます。ホバーしたセルに背景色やテキストの色、境界線の色などのさまざまなスタイルを設定できます。
FlexChartの強化(Windows Forms、デザイナの機能強化)
設計時に、FlexChartのスマートタグからチャート上の要素を選択し、値を変更することができます。スマートタグからは、系列、グラフの種類、パレット、データソース、バインディングなどを追加、編集できます。
FlexGridの強化(WPF、検証とエラースタイルの追加)
.NET 6コンポーネントにおいて、検証とエラースタイルがサポートされます。これにより、不正な形式でのデータ入力を抑制するとともに、エラーが発生した箇所をユーザーに強調表示して再入力を促すことができます。
FlexChartの強化(WPF、凡例機能の強化(FlexPie))
FlexPieの凡例表示位置は、従来の上/下/左/右に加え、左上/右上/左下/右下のオプションをサポートします。また、凡例を書式設定して項目テキストをカスタマイズすることもできるようになります。
新しいコントロールの追加(WinUI)
新たなコントロールとしてDataFilter、FlexChart、Input、DateTime、Menuが追加されます。
Web(Blazor)
FlexGridの強化(列の表示の固定化)
データグリッドが水平にスクロールした際に、グリッドの左側に特定の列を固定して表示できるようになります。
新しいコントロールの追加
線形、放射状、ブレットグラフの3種類のタイプをサポートする新しいGaugeコントロールが追加されます。これらのコントロールは、マーク、ラベル、範囲などスタイルおよび設定を簡単にカスタマイズできます。
2023J v2では、この他にも多くの機能強化が行われています。
本件に関するニュースリリースは以下をご覧ください。