ActiveReportsJS V3.1Jの新機能

サーバーサイドに依存しないJavaScript帳票ライブラリ「ActiveReportsJS(アクティブレポートJS)」の新バージョン「V3.1J」を、2022年8月31日(水)にリリースします。

「V3.1J」ではJavaScriptで並列処理を行う仕組みである「Web Worker」を使用し、レポートの生成処理をバックグラウンドで実行できるようになりました。

Web Workerを使用したレポート生成のイメージ
Web Workerを使用したレポート生成のイメージ

従来は数万件などの大量のデータを処理する場合、ビューワのインジケータが固まったり、ブラウザ自体がフリーズしたりする場合がありましたが、V3.1Jよりレポート生成はバックグラウンドで実行されるようになったので、大量のデータを処理する場合でもUIがフリーズする心配がありません。

また、Tablixが複数ページに跨り出力される際の改ページ方向を横方向、または縦方向のどちらを先に実施するかを選択できるようになりました。大きなサイズのクロス集計表を出力する際に活用できます。

改ページ方向の選択が可能に
改ページ方向の選択が可能に

さらに、チャートのさまざまな要素のカスタマイズ性を強化し、チャートの軸ラベルの縦書き表示や、マーカーのサイズや凡例の色・項目名の任意設定、折れ線グラフのX軸とY軸を入れ替える機能などを追加しています。加えて、チャート内に平均値や中央値、特定の値を示す参照線(リファレンスライン)や参照帯(リファレンスバンド)、データの変動を示す傾向線(トレンドライン)の表示もサポートしました。

参照線、及び傾向線を追加したグラフ
参照線、及び傾向線を追加したグラフ

すべての新機能の詳細はWebサイトで確認することができますので、ぜひご覧ください。

また、本件に関するニュースリリースは以下をご覧ください。

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