フロントエンド開発に最適なREST APIとのデータ連携を支援するコントロールを提供開始
業務システム開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2021J v1」を4月21日(水)にリリースしました。 最新のオンラインデモとトライアル版も、本日よりご利用いただけます。
「2020J v1」では、データ管理コントロール「CollectionView」に、REST APIとのデータ連携を支援する「RestCollectionView」を追加しました。また、地理空間データを可視化できるコントロール「FlexMap」のベータ版を追加しています。
新しいコントロールの追加
- RestCollectionView
REST APIとのデータ連携を支援するコントロールです。Wijmoが提供しているグリッドやチャート、入力などの機能を任意のREST APIと連携することが可能となります。フィルタやソートをサポートしているREST APIと連携する場合は、その処理をREST API側で実行することも可能です。 - FlexMap
地理空間データを可視化するコントロールです。地図を表示し、地図上に散布図やバブルチャートといった関連情報を付加することが可能です。データソースとしてGeoJSON形式のデータをサポートします。
1レコード複数行グリッド「MultiRow」の機能強化 ※
- セルテンプレートが各種フレームワークに対応
HTMLでセルのテンプレートを定義して、セルをカスタム表示できる「セルテンプレート」が、Angular/React/Vue.jsでも使用可能になりました。
ピボットテーブルコントロール「OLAP」の機能強化 ※
- PivotFieldで要約行データの取得
要約行データ(集計済データ)を取得できるようになりました。ピボットテーブルで集計済みのデータを利用して計算を行うカスタムフィールドを作成すれば、データを1件ずつ計算する必要がなくなるので、パフォーマンスの向上に寄与します。
※ 「MultiRow」「OLAP」はWijmo Enterprise限定の機能です。
グラフコントロール「FlexChart」の機能強化
- チャートの新しいパレット
コロプレスマップなどの配色に使えるオンラインツール「ColorBrewer」で定義されている3つのカテゴリのカラーパレットが使用できるようになりました。これらのパレットは、FlexMapでも使用可能です。
カレンダーコントロール「Calendar」、日付コントロール「InputDate」の機能強化
- rangeChangedイベントを追加
日付範囲の選択が完了したときに発生する「rangeChanged」イベントを追加しました。従来のrangeEndChangedイベントとは異なり、rangeEndプロパティの値がnull以外に変更されたタイミングで発生するので、日付範囲選択の完了を正確に捕捉することができます。
トライアル版ではWijmoのすべての機能をお試しいただけます。あらゆる業務系Webシステム開発にご利用いただけるWijmoに、ぜひ触れてみてください。
本件についてのニュースリリースは以下よりご確認ください。