UIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2020J v3」を12月2日(水)にリリースしました。 最新のオンラインデモとトライアル版も、本日よりご利用いただけます。
2020年3度目のリリースとなる「2020J v3」では、新しいコントロール「日付範囲コントロール(InputDateRange)」の追加、さらに業務システムに厳密な制御を付与する細やかな機能を中心に強化を行っています。
- 新しいコントロールの追加
- 日付範囲コントロール(InputDateRange)
カレンダーから日付の範囲を選択できるコントロールです。predefinedRangesというプロパティを持っており、このプロパティに任意の日付範囲を設定しておくことで、「今週」「来週」「今月」「来月」「昨日から今日」「今日から明日」といった日付範囲を選択できるメニューを表示することが可能です。 - データ管理コントロール「CollectionView」の機能強化
- 動的な計算フィールドの追加
同一のデータソース内の項目を利用して動的な計算フィールドを追加できるようになりました。参照しているデータ項目の値が変更されるとそれに伴って計算フィールドの値も更新されます。 - getErrorの全体エラーメッセージ表示
getErrorメソッドが機能強化され、任意のメッセージを設定し、行ヘッダーセルに表示できるようになりました。
- データグリッドコントロール「FlexGrid」の機能強化
- セルエディターのプレースホルダー
セル編集時、空白のセルに「セルの列名」をプレースホルダーとして表示できるようになりました。 - DataMapセル編集時の入力補完を強化
DataMapセルを編集する際に、大文字と小文字を区別した入力補完を実行できるようになりました。
- 円グラフコントロール「FlexPie」の機能強化
- 複数円グラフのレイアウト制御
複数の円グラフが表示されている時のレイアウトを制御できるようになりました。chartsPerLineプロパティに値を設定することで、一行で表示できるチャートの数を指定することが可能です。
- 入力コントロール「AutoComplete」の機能強化
- 入力文字列で始まる項目だけを表示
従来のバージョンでは入力した文字列を含む項目を表示することしかできませんでしたが、今バージョンから、入力した文字列から始まる項目をリスト表示できるようになりました。
- 「Calendar」「InputDate」の機能強化
- 複数月カレンダーの表示
コントロール内に複数の月のカレンダーを表示できるようになりました。
- フレームワークへの対応
- Angular 11、React 17に対応しました。
このほかにも、多くのコントロールで機能強化が行われています。Webサイトでは「2020J v3」の機能について、実際に触れるサンプル付きでご紹介しています。
本件についてのニュースリリースは以下よりご確認ください。