4月24日、弊社はJavaScriptライブラリ「Wijmo」の最新バージョン「2019J v1」をリリースしました。今回はこの「2019J v1」リリースに合わせて一新され使いやすくなったWijmoのデモとヘルプをご紹介したいと思います。
Wijmo 新デモ
これまでWijmoでは「プレイWijmo」と「サンプルエクスプローラー」という2つのデモをご提供してきました。それぞれ、各コントロールの用法をサンプル付きで学習できる、JSフレームワークの用法も含めて様々なユースケースを確認できる、という大変便利なデモですが、今回の刷新ではこれらをさらに進化させ、より使いやすい1つの高機能なサンプル集としてご利用いただけるようにしました。そのポイントを以下で解説します。
すべてのコントロール・機能を網羅
新しいデモに収録されたサンプル数は驚きの439個。Wijmoに収録されている40以上のコントロールと機能を、わかりやすい解説と動作サンプル付きのページで学習することが可能です。
JSフレームワークごとの用法もカバー
デモの各ページではJavaScriptのみを使用した実装方法だけでなく、近年のフロントエンド開発に欠かせなくなってきたJSフレームワークであるAngularやVue.js、Reactを使った場合のサンプルコードも確認できます。なお、AngularJSやKnockoutJSなどを使用した場合のコードも後日、閲覧できる予定となっています。
高機能エディターによるサンプル編集と実行機能
サンプルコードの表示エリアは、MicrosoftのVSCodeと同等の編集機能をもつ高機能エディターになっています。シンタックスハイライトはもちろんのこと、コンテキストメニューを表示して関数の定義部分にジャンプしたり、Ctrl+Fでサーチウィンドウを表示して、正規表現などを利用した高度な検索を行なったりすることが可能です。
また、同エリアの上部にある[実行する]ボタンを押下することで、編集したサンプルコードの実行結果をデモ上でリアルタイムに確認できるようになっています。
Wijmo 新ヘルプ
今回のWijmo 2019J v1では、デモに加えてヘルプも見やすく刷新されました。またドキュメントの拡充も実施され、Wijmoに収録されている各コントロールの基本的な用法を、以前よりも簡単に習得できるようになっています。
高度な検索機能
新しいデモとヘルプには、この2つのコンテンツを横断してサーチできる高度な検索機能が搭載されています。例えばヘルプの上部にある検索窓に対し”グリッド 列 幅”というキーワードを入力した場合、以下のようにデモの内容もヒットする、とても便利な機能です。