2019年4月3日(日本時間)にローンチされた「Visual Studio 2019」ですが、これに合わせて世界各国でローカルのローンチイベントが開催されます。
日本での開催第1号はなんとグレープシティ本社のある仙台!主催は東北でMicrosoft Azureの勉強会などを企画されている「JAZUG(Japan Azure User Group)TOHOKU」。アグレッシブにリリース日の4月3日当日夜の開催です。
というわけで仙台のローンチイベントに参加してきましたので簡単にレポートしたいと思います。
セッションタイトル | スピーカー |
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ソフトウェア開発を楽しむために | 日本マイクロソフト株式会社 太田 寛さん |
キーノート鑑賞&解説 | Microsoft MVP 山本 誠樹さん(株式会社SRIA) 日本マイクロソフト株式会社 太田 寛さん |
ソフトウェア開発を楽しむために
最初は日本マイクロソフト株式会社の太田さんのセッション。
IoTやビッグデータなどが専門の方ですが、山形のご出身で学生時代を仙台で過ごされた、東北に縁のあるエバンジェリスト(現在の役職は「シニアAzureデベロッパープロダクトマーケティングマネージャ」)ということで、今回の登壇に至ったようです。
太田さんのバックボーンやマイクロソフト社の様々な取り組みの話など、幅広くお話しして下さいました。
ちなみに5月に開催が予定されている「de:code 2019」のお話もあったのですが、なんと今回はEXPO会場へは無料で入場できるとのこと。(以下リンク先のEXPO PASSを参照)
EXPO会場で行われるセッションも多数あるようなので、興味のある方はお早めに。弊社もゴールドスポンサーとして出展の予定です!
キーノート鑑賞&解説
こちらが本日のメイン。本家ローンチイベントのキーノートをプロジェクターでみんなで鑑賞しながら、太田さんと山本さんがゆるーく解説。
公式サイトで「ありがちな基調講演とは異なる開幕」と機械翻訳され、当日もネタにされていましたが、今回のキーノートはマイクロソフト社のPartner Program ManagerであるScott Hanselmanさんがいろいろなチームのいる部屋を渡り歩きながらインタビューするという斬新なスタイルであったため、解説も大変だったようです・・・^ ^;
キーノートが思いのほか短かったので、山本さんチョイスの以下の2セッションの解説も行われました。
デバッグにまつわるセッション。パフォーマンス改善の話や注目のTime Travel Debuggingのデモ。.NET Core 3.0以上が必要みたいで、まだプレビューですが、障害発生時の調査とかが楽になりそう。
Windows Formsで手書きした数字をPython MNISTで認識するデモ。Visual StudioといえばC#/VBだけの時代は終わったのですね・・・。そういえば、この日の来場者も.NETユーザーだけでなく、PythonユーザーやJavaユーザーなど様々でした。
会場では「なんでWindows Formsなんだろう、せめてWPF」なんてつっこまれていましたが、ちなみに弊社のWindows Forms製品はまだまだ現役です!
今後も全国各地で開催
以上が仙台でのローンチイベントの内容ですが、冒頭で述べた通り、今後も各コミュニティが主催するローンチイベントがあります。
進化したVisual Studioの情報をキャッチアップするまたとない機会ですので、お近くにお住まいの方はぜひ。
弊社開発ツールのVisual Studio 2019対応予定
先日ブログでもご案内しましたが、弊社の開発支援ツールは、4月中旬以降に公開されるサービスパックでVisual Studio 2019に対応していく予定です。
Visual Studio 2019ではメモリ使用量の大幅な改善や、ReSharperを彷彿とさせるコードクリーンアップ機能など、魅力が盛りだくさんです。皆様も是非この機会に開発環境のアップデートをご検討してみてはいかがでしょうか。
おまけ
イベントのお土産としてAzureのステッカーをいただきました。鉄板のノベルティですね!