皆さん、こんにちは。今回の記事では、2018年8月にリリースしたSpreadJS(V11J)に収録されているSpread.Sheetsライブラリの機能の一つをご紹介いたします。
ExcelIOによるPDFエクスポート機能
SpreadJS(V11J)には、ご要望が多かったPDFエクスポート機能が搭載されました。これにより、”Spread.Sheetsの画面で必要項目を入力後、PDFへエクスポートする”といったアプリケーションの実装が簡単になりました。
出力時の文字化けを防ぐには?
開発時に注意して頂きたいポイントが一つあります。
例えば、次のようなSpread.Sheetsの画面で出力ボタンを押すと…
出力されたPDFファイルが、文字化けしていました。
原因は、標準でサポートされているフォントファミリがCourier、Times-Roman、Helveticaなど日本語が表示できないものとなっているためです。
PDFで正しく日本語を出力するには、PDFFontsManagerを使用して予め日本語フォントを登録する必要があります。下記にIPAゴシックを登録したサンプルを用意しましたので、文字化けせずにエクスポート出来るかお試しください(“Run Project”をクリックするとデモが起動します)。
いかがでしたでしょうか。今回はSpread.SheetsライブラリのV11Jの新機能「PDFエクスポート」をご紹介しました。SpreadJSのV11Jには様々な新機能が搭載されています。弊社ウェブサイトに詳しい記載がありますので、ぜひご覧ください!