SpreadJS(スプレッドJS)の最新サービスパック「SpreadJS V14.1J」(以下、V14.1J)を2021年6月17日(木)にリリースしました。同バージョンでは、これまでにお客様からご報告いただいた不具合の修正に加えて以下のような新機能追加、機能強化を実施しています。
V14.1J 新機能と機能強化の概要
ピボットテーブル
Excelライクな機能と操作性を備える「ピボットテーブル」を追加しました。この機能によって、SpreadJS上に展開したデータを自在に取り出し、ピボットパネルUIを使いながら分析や集計を行うことができるようになります。
シェイプ機能の大幅強化
シート上にある任意の範囲をキャプチャしてシェイプに表示できる「カメラシェイプ」機能を追加しました。また既存のシェイプ機能が大幅に強化され、ハイパーリンクの設定やグラデーションによる塗りつぶし、セルの境界にスナップする位置移動などが可能になりました。
固定した末尾行・列のスクロール動作制御
固定した末尾行・列のスクロール動作を指定できるようになりました。末尾の行・列がシート端へ常に固定される従来動作に加えて、固定行や列がスクロールに追従する動作を指定できるようになります。
シートタブ位置のカスタム
シートタブの位置をカスタムして、上下左右に表示できるようになりました。
ペーストオプションの追加
新しく追加されたオプション設定により、非表示の行や列に対するペースト時の挙動を制御できるようになりました。このオプションを有効にすると、非表示の行や列がペーストの対象から除外されるようになります。
3種の新スパークライン
URLやBase64形式データを設定して画像を表示できる「イメージ」スパークラインのほか、データの分布を視覚化するのに最適な「ヒストグラム」スパークラインと、KPI(重要業績評価指標)に関連する実績値や目標値をグラフィカルに表示できる「ゲージKPI」スパークラインの利用が可能になりました。
このほか「V14.1J」では合計20を超える機能追加・機能強化が実施されています。製品のWebサイトでは上記をはじめとする新機能や強化点を動画や画像付きでご紹介していますので、是非ご確認ください。