2020年2月25日(火)に「InputManPlus for Windows Forms/WPF(インプットマンプラス)」の最新サービスパックを公開しました。
今回のサービスパックで、InputManPlusシリーズがついに.NET Coreに対応します!もちろんサービスパックなので、現行製品をお持ちのユーザー様は無償でアップデートが可能です。
.NET Core 3.1に対応
InputManPlus for Windows Forms/WPFが.NET Coreの最新バージョン「.NET Core 3.1」に対応します。各製品の対応内容は以下の通りです。
InputManPlus for Windows Forms Update 5
.NET Core 3.1に対応したNuGetパッケージを提供
従来の.NET Framework用のモジュールとは別に、.NET Core 3.1に対応したモジュールをNuGetパッケージとして提供します。
.NET Core用のハイブリッドサンプルを提供
2020年2月時点において、.NET Core用Windows Formsデザイナの「Preview 1」が公開されていますが、Preview 1ではカスタムコントロールがサポートされておらず、弊社製品のコントロールをデザイナで利用することができません。
こちらを回避する方法の1つとして、従来の.NET Framework用のWindows Formsデザイナを利用する方法があります。
製品付属のサンプルとして、.NET CoreのWindows Formsを、.NET Framework用のWindows Formsデザイナを使って編集できるよう、ソリューション内に.NET Frameworkと.NET Coreの両方のプロジェクトが含まれたハイブリッド構造のサンプルを提供しておりますので、詳細はこちらをご確認ください。
上記のような構造の.NET Coreアプリの作成方法については、近日中に本ブログにてご紹介したいと思います。
なお、.NET Core用に提供するサンプルはC#のみです。VB.NETはマイクロソフト社においてもWindows Forms/WPFへの.NET Coreへの対応がまだ完了しておりません(以下リンクよりVoteすることが可能です)。
その他、.NET Core上での製品の使用方法の詳細や注意事項は、製品ヘルプの以下のトピックにまとまっていますのでこちらもご確認ください。
製品ヘルプ:.NET Coreプロジェクトで使用する場合のご注意(InputMan/PlusPak/JPAddress)
InputManPlus for WPF 2.0J Update 3
.NET Core 3.1に対応したNuGetパッケージを提供
こちらは.NET Framework用と.NET Core用で共通のモジュールをNuGetパッケージとしして提供します。
XAMLデザイナーでの編集をサポート
.NET Coreアプリを作成する場合に、Visual StudioのXAMLデザイナーでコントロールの編集が可能です。
その他、.NET Core上での製品の使用方法の詳細や注意事項は、製品ヘルプの以下のトピックにまとまっていますのでこちらもご確認ください。
製品ヘルプ:.NET Coreプロジェクトで使用する場合のご注意(InputMan/JPAddress)
その他の製品も.NET Core対応準備中!
今回対応したのはInputManPlusシリーズでしたが、その他の.NET製品も.NET Core対応の準備を着々と進めております
※ ASP.NET Web Forms製品は.NET Core対応の予定はありません。ご了承ください。
対応時期や内容などについての詳細はまだお伝えすることができませんが、情報公開が可能になり次第、本ブログやSNSなどでお知らせしていきますので、期待してお待ちいただければと思います。