近年注目されているテクノロジーの1つとして、MicrosoftのWebアプリケーションフレームワーク「Blazor」が挙げられます。Blazorは .NET環境のC#でSPA（Single Page Application）の開発を行えるフレームワークです。
これまで、クライアントサイドの実装というとJavaScriptが主流でしたが、BlazorではC#でクライアントサイドを構築できるため .NETのノウハウを活かしてWebアプリケーションを開発することができるのです。
Blazorには、クライアントサイドで動作するモデル「Blazor WebAssembly」とサーバーサイドで動作するモデル「Blazor Server」の2つのホスティングモデルが用意されています。
本記事では、弊社が提供する開発支援ツールとBlazorを使ったアプリケーション開発についてご紹介します。
ComponentOneでBlazorアプリケーションを作る
.NET開発用コンポーネントセット「ComponentOne（コンポーネントワン）」には、Blazor対応のUIコントロールを多数収録しています。
データグリッド、チャート、入力、ナビゲーション、スケジュールなど、業務アプリケーションに必要とされるコントロールが幅広く含まれており、これらを活用してBlazor WebAssemblyおよびBlazor Serverアプリケーションの開発を行うことができます。
以下の記事では、ComponentOneのデータグリッドとチャートコントロールを使用して、Web APIから取得したデータを表示するBlazor WebAssemblyアプリケーションを構築する手順を解説しています。
※ Blazorエディションは「ComponentOne Enterprise」サブスクリプションで使用可能な限定機能です
ActiveReportsでBlazorアプリケーションに帳票出力機能を追加してみる
.NET帳票コンポーネント「ActiveReports for .NET（アクティブレポート）」には、Blazor環境で使える帳票ビューワ「Blazorビューワ」を搭載しています。
Webシステムにおいては帳票処理が泣き所のひとつですが、Blazorビューワを利用することで高品質な帳票出力をBlazor環境で手軽に実現することが可能です。
前述の通り、Blazorには2つのホスティングモデルが存在します。今回は、Blazor WebAssemblyおよびBlazor Serverの両方の環境においてBlazorビューワを活用して帳票を出力する手法をご紹介します。
※ BlazorビューワはProfessionalエディション限定の機能です。
Blazor Serverでの使用方法
Blazor WebAssemblyでの使用方法
このほか、本ブログではBlazorに関する記事を多数公開中です。気になる方は以下もあわせてご覧ください。
デモ・トライアルでお試しできます！
ComponentOne for BlazorやActiveReportsのBlazorビューワを手軽に体験できるデモアプリケーションやトライアル版も公開しております。
ComponentOne
ActiveReports for .NET
さいごに
ご導入前の製品に関するご相談、ご導入後の各種サービスに関するご質問など、お気軽にお問合せください。