「ComponentOne(コンポーネントワン)」の2019年3回目、「2019J v3」を2019年12月4日(水)にリリースします。
本記事では、今リリースにおける主な強化ポイントを紹介します。
プラットフォームごとの情報は以下のショートカットをご利用ください。
全般
.NET Core 3.0への対応
.NET Coreの最新バージョン「.NET Core 3.0」に対応します。Windows Forms、WPF、ASP.NET CoreでそれぞれNuGetパッケージを提供します。
デスクトップ(Windows Forms、WPF、UWP)
FlexGridの強化(Windows Forms)
詳細行をサポートします。ネストされたFlexGridやInputPanel を詳細行として表示できます。独自の詳細行コントロールを実装することも可能です。
FlexChartの強化(Windows Forms)
デザイナーを使用してアプリケーション実行時にチャート要素をカスタマイズできるようになりました。
FlexPivotの強化(Windows Forms)
KPIの表示(ゴール、ステータス、トレンド)が可能になりました。シリンダーやゲージ、矢印などでグラフィカルに表示できます。
リボンコントロールを正式リリース(Windows Forms)
Office 2019(Office 365)スタイルの新しいリボンコントロールを提供します。簡素化されたリボン(Simplified ribbon)によるコンパクトな1列表示のメニュー、ギャラリー、バックステージビュー、ベクターアイコンなどを実装できます。このコントロールは2019J v2ではベータ版として提供していましたが、2019J v3で正式版として提供します。
FlexGridの強化(WPF、UWP)
AllowFreezingプロパティにより固定する列数および行数をマウス&タッチ操作でインタラクティブに変更できるようになりました。固定する範囲を、行のみ、列のみ、両方、無しのいずれかで設定できます。
Web(ASP.NET MVC)
FlexGridの強化
Ctrlキーを押しながらマウスをクリックまたはドラッグすることで複数の範囲を選択することができるようになりました。
FlexChartの強化
ステップチャートを表示できるようになりました。マーカー付きチャートと面チャートにも対応します。
Gaugeの強化
- 目盛りのテキスト
ゲージに各目盛りのテキスト値を表示するかどうかを設定できるようになりました。 - 針型のポインタ
針型のポインタを表示できるようになりました。
Xamarin
FlexViewerを正式リリース
Xamarin.Forms、Xamarin.Android、Xamarin.iOSでPDFの表示、ページナビゲーション、テキスト検索をサポートします。このコントロールは2019J v2ではベータ版として提供していましたが、2019J v3で正式版として提供します。
2019J v3では、この他にも多くの機能強化が行われています。