ComponentOneの2018年の3回目、「2018J v3」を2018年11月29日(木)にリリースします。
本記事では、今リリースにおける主な強化ポイントを紹介します。
プラットフォームごとの情報は以下のショートカットをご利用ください。
本件についてのニュースリリースは以下よりご確認ください。
デスクトップ(Windows Forms、WPF、UWP)
新コントロール DataFilter(データフィルター)(Windows Forms)
データのフィルタリングを直観的に行える「DataFilter」を提供します。FlexGridやFlexChartなどのデータを可視化するためのコントロールと組み合わせて利用できます。
このコントロールは2018J v3ではベータ版として提供します。2019J v1で正式にリリース予定です。
新コントロール Sparkline(スパークライン)(Windows Forms)
データを視覚化する軽量なチャートコントロール「Sparkline」を提供します。FlexGridのセル内など小さな領域でデータを視覚化するのに最適です。
新コントロール Simplified Ribbon(シンプリファイド リボン)(WPF)
Office 365のアップデートで登場した「Simplified Ribbon」を提供します。コンパクトな1列表示が可能です。従来どおりの3列表示にも対応しています。
マテリアルテーマのサポート(Windows Forms)
Android 5.0から採用されたマテリアルテーマに似た外観を提供します。WPFとUWPでは今後のバージョンで提供を予定しています。
Schedularの強化(Windows Forms)
アジェンダビューとテーブルビューを提供します。登録済みの予定を各ビューで表示できるようになります。
- アジェンダビュー: 概要のみをシンプルに表示できます。
- テーブルビュー:詳細を一覧できます。
FlexGridの強化
- Sparklineコントロールとの統合
データ型が数値の配列/コレクション形式の列において、データをSparlkineによるチャートとして表示できます。 - 印刷時に1ページ内に収まらない場合の印刷順を指定できます(Windows Forms)
- ソート定義、グループ定義をXML形式のデータとして取得・設定できます(Windows Forms)
- ソートアイコンのカスタマイズができるようになります(WPF、UWP)
Web(ASP.NET MVC)
スキャフォールダーの強化
コントロールウィザードを使用して既存のコントロールを更新できます。
ReportViewerの強化
ReportViewerのアイテムテンプレートでActiveReports ReportServiceをサポートします。
DashboardLayoutの強化
- 非表示コンテナを表示するコンテキストメニューのアイテムを提供します。
- Escキーによるドラッグキャンセルをサポートします。
ComboBoxの強化
コンボボックスのグループ化をプロパティでシンプルに設定できるようになります。
新サンプルの追加
FlexGridの列のグループ化とアクセシビリティ拡張のサンプルを提供します。
Xamarin
FlexGridの強化
- マテリアルテーマをサポートします。
- チェックボックスによる不連続な行の選択をサポートします。
- ソート時のアイコンとアイコンの表示位置を変更できます。
FlexChartの強化
StepチャートとTreeMapチャートをサポートします。
Inputの強化
フルスクリーンモードにおける外観を改善しました。
新サンプルの追加
ゲージ、チャート、およびグリッドを使用して売上データを集計するダッシュボードBIサンプルを提供します。