.NET帳票開発ツール「ActiveReports for .NET(アクティブレポート)」の機能を試せるデモアプリケーションをリニューアルしました。
新しいデモでは、2020年4月にリリースした「14.0J」の新機能や、バックエンドを含めて刷新された「WebViewer」のほか、ブラウザ上でエンドユーザーがレポートファイルを編集できる「Webデザイナ」のデモをお試しいただけます。
今回の記事ではこれらのデモの概要について簡単にご紹介していきたいと思います。
Windowsアプリケーション基本機能デモ
ActiveReportsで実現可能なレポートのサンプル、Windows Forms/WPFのビューワ、各種エクスポート、エンドユーザーデザイナなどが試せるデモアプリケーションです。
レポートギャラリーのレポートファイルはデモアプリ上からデザイナで直接開くことができるので、どのようにレイアウトを作成したのかすぐに確認することができます。
今回のアップデートでは「14.0J」の以下の新機能を体感できるデモを追加しています。
InputFieldコントロール
PDFフォームを作成するための新しいレポートコントロール「InputField」が試せるデモを追加しました。
新しいChartコントロール
レポートギャラリーに、ページ・RDLレポートの新しいChartコントロールを使用したレポートを追加しました。
LookupSet関数
レポートギャラリーに、ひとつのデータ領域内に複数のデータセットから値を表示できる新機能「LookupSet関数」を使用したレポートを追加しました。
セルの自動結合機能の強化
レポートギャラリーに、TableコントロールやTablixコントロールのセルの自動結合機能を使用したレポートを追加しました。
「14.0J」では、値が重複するセルを自動結合する場合、直前の列のセルも同じ値を持つ場合に限り自動結合を行うような設定が可能になりました。
WebViewer基本機能デモ
ASP.NET Web Forms用のレポートビューワ「WebViewer」の3種のビューワ形式、HTMLビューワ、PDF、RawHTMLの基本機能を試せるデモアプリケーションです。
「14.0J」では、Flashビューワが廃止された代わりに、HTMLビューワが大幅に機能強化されています。また、バックエンドもASMXを使用しないシンプルな構成となっています。
Webデザイナデモ
「14.0J」の新機能「Webデザイナコンポーネント」を使用して作成したデザイナアプリケーションです。エンドユーザーがブラウザ上でレポートファイルの新規作成や変更を行うことができます。
※ セクションレポートはWebデザイナコンポーネントでは利用できません。
※ このデモアプリケーションで作成や変更を加えたレポートファイルを保存することはできません。
サービスパックを同日公開!
上記のデモの公開にあわせて、「ActiveReports for .NET 14.0J」の最新のサービスパック「SP1」を公開しました。今回のサービスパックでは、移行関連など様々な不具合に対応しておりますので、「14.0J」をお使いの方は忘れずにアップデートをお願いいたします。
詳しい変更点は以下のリリースノートの「更新履歴」をご覧下さい。