これを「グレープシティ製品の記事」と紹介して良いのだろうか?
その濃密な内容に驚き、通常の製品紹介記事と同列にするのはもったいない!
そう思わせる文書が公開されましたので共有します。
その記事は、東京のSI企業に勤務する現役エンジニア、アーキテクトである中村充志さんが執筆し、
デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア「CodeZine」で公開されました。
中村さんは、主にWPFやASP.NETをプラットフォームとする業務システム開発が本業ですが、活動範囲は幅広くXamarinに関する技術書籍の執筆や、今回の記事でも採用しているMVVMフレームワーク「Prism」のコントリビューターです。
また、XamarinやPrismをテーマにした講演でもご活躍されています。
今回公開された記事は、概要編、実践編の二部構成です。
MicrosoftのサンプルデータベースであるAdventureWorksを利用し、アプリケーションのアーキテクチャを設計し開発する仮想プロジェクトについて解説しています。
サンプルアプリケーション内のデータを表示する部分で、グレープシティ製品「SPREAD for WPF(スプレッド)」を利用したユーザーインタフェースが採用されています。
記事タイトルにPRが明記されたグレープシティ提供の記事です。
実践WPF業務アプリケーションのアーキテクチャ【概要編】
概要編では、この記事の背景や前提条件、採用するフレームワークの選定理由などが説明されています。
記事の要点は目次に記載がありますので、CodeZineの目次を転載します。
実践WPF業務アプリケーションのアーキテクチャ【実装編】
実践編では、概要編で解説した内容をもとにサンプルアプリケーションのコードを実装していきます。
サンプルはデータベース(AdventureWorks)の内容を表示するWPFアプリケーションです。XAMLを利用したMVVMパターンで実装する方法を、詳細に解説しています。
データをグリッドビューに表示するだけでなく、入力値の検証や、データベースの更新まで細かいところまで丁寧に説明されています。
まさに、現場、実践の名にふさわしい内容です。
不得意な部分を補完
グレープシティ社内では製品であるUIコンポーネントについては情報も豊富です。
しかし、このように開発現場での製品利用については、情報が少ないので記事化を依頼しました。
想像以上のものが完成したので、内部用の資料としても活用していきます。
著者の中村さんが記事の結びに書かれています。
本稿が、アプリケーション構築にお悩みの方の一助になれれば幸いです。
お悩み中の方だけでなく、自分の考えや方法をお持ちの方でもきっとお役立ていただけることでしょう。
参考情報
記事のサンプルアプリケーションで使われたコンポーネント