2025年1月15日(水)に「ComponentOne(コンポーネントワン)」の最新バージョン「2024J v2」をリリースします。
本記事では、今リリースにおける主な強化ポイントを紹介します。
新エディション「ComponentOne for .NET MAUI」の提供
ComponentOne for .NET MAUIは、FlexGrid、FlexChart、Calendarなど、.NET MAUI用に構築されたネイティブUIコントロールのセットを提供します。
.NET 9、Windows Server 2025への対応
.NET 8用コンポーネントを提供しているすべてのエディションで .NET 9に対応します。.NET 9の最大の特長であるパフォーマンス向上のメリットを得ることができます。また、最新のサーバーOSであるWindows Server 2025にも対応します。
Microsoft 365のテーマ(Windows Forms、WPF)
Windows FormsとWPF用のすべてのコントロールの外観にMicrosoft 365のテーマを設定できるようになります。テーマは、白、グレー、ダーク、グリーン、カラフルのバリエーションから選択できます。
FlexGridの強化(WPF、Blazor、ASP.NET MVC)
行/列によるスクロール(WPF)
行/列単位でスクロールするかどうかを指定できるようになります。ScrollModeプロパティにDimensionを指定すると、行/列単位でスクロールするようになります。
ツリーグリッドの動作改善(Blazor)
ツリーグリッドを表示する際に接続線の表示方法やインデントなどを指定できるようになります。ツリーグリッドと並べ替え、フィルタリング、チェックボックスなどFlexGridの機能と組み合わせることで、ファイルエクスプローラのようなUIの実装も可能になります。
ツールチップ表示の新しいトリガー(ASP.NET MVC)
ツールチップの表示タイミングを設定できる機能が提供されます。TooltipTriggerプロパティを使用してツールチップのヒント表示を従来のマウスカーソルのホバー時だけでなく、セルのフォーカス時にも表示できるようになります。
FlexChartの強化(Windows Forms、WPF)
組み込みのズーム&パン操作
ユーザーによるズームイン/アウトおよび移動(パン)を操作するための機能が提供されます。マウスホイールによるチャートのズームイン/アウト、マウス移動によるチャートのスクロールの機能を有効にできます。
2024J v2では、この他にも多くの機能強化が行われています。
本件に関するニュースリリースは以下をご覧ください。