JavaScriptスプレッドシートライブラリ「SpreadJS（スプレッドJS）」の最新バージョン「V17.1J」を2024年9月10日（火）にリリースします。
「V17.1J」では、以下のようなアップデートを実施しています。
レポートシート
Excelライクなデザイナで見積書や請求書などさまざまな帳票の作成ができる「レポートシート」機能を追加しました。単票や一覧表のような基本的な帳票はもちろん、クロス集計表やカラム形式（多段組）の帳票など、従来のSpreadJSでは作成が難しかったレイアウトの帳票も簡単に作成できます。
作成した帳票はブラウザでの閲覧のほか、印刷やPDF、Excelといったファイル形式への保存にも対応します。
レポートシートは、付属のデザイナで作成したテンプレートシート（帳票レイアウト定義）と、データ管理機能であるデータマネージャーと連携することで、サーバー（Web API）から取得したデータソースを使用して手軽にWeb帳票の作成が可能です。複数のデータソースからのデータ取得や集計にも対応しています。
レポートシートでは実行時に帳票上のデータを直接編集することが可能です。編集した帳票はそのまま印刷やエクスポートが可能です。また、パラメータによるフィルタ、グループの折りたたみや展開といったインタラクティブな操作にも対応します。
Excelファイルをインポートしてテンプレートシートを作成することも可能です。既存業務で使用していたExcel帳票を取り込むことで、モダンなWeb帳票への移行をスピーディに実現します。
集計行（テーブルシート）
テーブルシートでグループ集計を行う際に、集計結果を集計行として表示できるようになりました。
外部アプリとのコピー＆ペースト機能の強化（ワークブック）
Excelなどの外部のスプレッドシートアプリケーションで書式設定したセルのデータをSpreadJSのシートにコピー&ペーストした際に、書式設定も含めてペーストできるようになりました。
チャートや図形が画像として保存可能に
（チャート／シェイプ／スライサー）
シート上に配置したチャートやシェイプの図形を画像データとして保存できるようになりました。デザイナからコンテキストメニューで保存ができるほか、APIからの保存にも対応します。
このほかにもExcel互換機能からSpreadJS独自の機能まで、多数の新機能の追加や機能改善を実施しています。
製品のWebサイトではこれらのアップデート内容を動画や画像付きでご紹介していますので、是非ご確認ください。
また、本件に関するニュースリリースは以下をご覧ください。