2020年4月22日(水)に「ComponentOne(コンポーネントワン)」の最新バージョン「2020J v1」をリリースします。
本記事では、今リリースにおける主な強化ポイントを紹介します。 プラットフォームごとの情報は以下のショートカットをご利用ください。
デスクトップ(Windows Forms、WPF、UWP)
FlexGridの強化(Windows Forms)
データ検証の強化が行われました。System.ComponentModel.DataAnnotations名前空間に含まれる属性Required、StringLength、Range、Compareをサポートするようになりました。
FlexPivotの強化(Windows Forms)
Top Nフィルタを利用したデータ分析が可能になりました。
FilterEditorの追加(Windows Forms)
FilterEditorはDataFilterと同様にC1 WinFormsのグリッド、リスト、ツリービュー、チャート、マップなどに対してフィルタリング操作を提供するコントロールです。このFilterEditorはDataFilterを拡張してより細かな条件でのフィルタリングが可能になっており、ANDやORによる条件項目をツリー階層表示で設定することができます。
DataFilterの追加(WPF)
「DataFilter for WPF(C1DataFilterコントロール)」が追加されます。これは、Windows Forms版の同名コントロールのWPF版となります。
Web(ASP.NET MVC)
FileManagerの追加
クラウドストレージ上のファイル操作(一覧表示、移動、ダウンロード、アップロード、削除)が可能なコントロールが追加されました。
TransposedGrid(転置グリッド)の追加
データグリッドの行と列を入れ替えて表示できるコントロールが追加されました。
FlexGridの強化
- 複数列のソート
複数の列ヘッダを続けてクリックすると、クリックした順にソートできるようになりました。列ヘッダにはソートされる順番を示す数字が表示されます。 - セルテンプレート
HTMLでセルのテンプレートを定義して、セルをカスタム表示できるようになりました。 - 列のグループ化
複数の列をグループ化して折りたたむことができるようになりました。列ヘッダの上にグループ名を表示し、「+」「-」アイコンをクリックしてグループの展開や折りたたみが可能です。 - 検索
FlexGridSearchコントロールによってグリッド内のデータを検索できるようになりました。全てのセルから指定した文字列を検索して文字列を含む行だけを表示します。
Xamarin
FlexGridの強化
フィルター行のサポートが追加されました。フィルター行は各セルに入力用のテキストボックスが配置されている固定行で、テキストを入力することでその列内で入力された値が含まれるデータをフィルタリングすることができます。
2020J v1では、この他にも多くの機能強化が行われています。