2024年10月5日(土)にオンラインで開催された「Japan Power Platform Dev User Group #2」において、当社プロダクトマーケティングマネージャーを担当している米井が登壇しました。
Japan Power Platform Dev User Groupは、フュージョン開発「Power Platform × フルコード開発」をテーマにした技術コミュニティでMicrosoft MVP※のコルネさんによって主催されています。 今回のイベントではPower Apps上で利用可能なコンポーネントをフルコードによって開発が行える、PCF(Power Apps Component Framework)をテーマにしたイベントが開催されました。
※ Microsoftが優れた技術コミュニティのリーダーを表彰するプログラム。コルネさんはPower Apps、Power Automate分野での受賞。
本記事では、登壇した内容を中心に、イベントの雰囲気もお伝えいたします。
イベント内容
今回はJapan Power Platform Dev User Group発足後、2回目のイベントということで、改めて運営メンバーから、「ローコード×フルコード」のフュージョン開発を行うことで、ローコードだけでは解決できない多くの課題が解決できることや、「Power Platform」におけるフルコード開発の方法など、コミュニティの目的や趣旨について解説がありました。その後、イベントテーマでもあるPCFのセッション「Power Appsをディープにカスタマイズする、Power Apps Component Framework!」を米井から発表させていただきました。
今回行ったセッション概要は以下の内容です。PCFの作り方をはじめ、JSライブラリを活用した高機能なコンポーネントを作成する方法や、当社の帳票コンポーネント「ActiveReports for .NET(アクティブレポート)」を活用したPower Appsでの帳票作成などをご紹介いたしました!
コンポーネントを配置してとっても簡単にさまざまなアプリケーションが構築できるPowerAppsですが、実装したい機能が標準で用意されているコンポーネントではできないケースにぶつかった経験はありませんか? そんなときの解決に役立つのがPower Apps Component Framework(以下 PCF)です。PCFは、JavaScriptをベースにしたフロントエンド技術を利用したフレームワークで、こちらを利用するとPower Apps上で利用が可能となるUIコンポーネント(コードコンポーネント)の作成が可能になります。 今回は、PCFでコンポーネントを作成する方法と、世に出ているJavaScriptライブラリや帳票ツール「ActiveReports」を利用して作成した、コードコンポーネント例をご紹介いたします。
セッション資料
イベントの雰囲気
当日は、土曜日の14時という時間帯にも関わらず、コミュニティ初回イベントを上回る52名の方にお申し込みいただきました。イベントの実施中もX上でハッシュタグ「#JPPDevUG」を使ってセッション内容について大いに盛り上がり、非常に楽しく登壇させていただきました。
最後に
Japan Power Platform Dev User Groupの2回目のセッションをお聞きいただいた皆さま、まことにありがとうございました。また、素晴らしいイベントを企画していただいた運営のコルネさんに心から感謝申し上げます。
セッション内でご紹介した「ActiveReports for .NET」をはじめとした .NETコンポーネントや、JavaScriptライブラリなど、当社では「ローコード×フルコード」のフュージョン開発を支える製品を多数用意しています。Power Appsをご利用中の方はもちろん、これから利用する方も、フルコードを含めたフュージョン開発を行うことで、より高機能なアプリケーションを構築可能ですので、ぜひご検討いただけると幸いです。